なぜ結婚指輪は左手薬指につけるのか? - ペアリングのパーフェクトガイド

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なぜ結婚指輪は左手薬指につけるのか?

vena amoris

結婚指輪は左手薬指につける、とても大切なもの。手にはめれば、これからの人生は希望あふれるものになるでしょう。
ではなぜ、結婚指輪は左手薬指につけるのでしょうか。法律にも「結婚指輪は左手薬指につけないといけない」と、決まってはいません。結婚指輪と薬指の関係のヒントとなるのが、ラテン語の「vena amoris」です。

左手薬指に流れている愛の静脈

結婚指輪を薬指に身につける理由は、古代時代にまで遡ります。昔左手薬指には、心臓に直接繋がる静脈があると信じられてきました。しかし静脈の存在が確認できたかどうかは、疑問に残ります。
そもそも古代時代の医療は、全て神様頼みによるものでした。一方で、現代の医学の土台になった学問も存在しています。ローマ帝国時代には、既に血管の存在が認められています。「左手薬指に静脈が流れている」という説が出てくるのは、自然の流れと言えるでしょう。冒頭に取り上げた「vena amoris」の意味は、愛の静脈。愛の静脈にリングをはめることで、絆をより強固なものにしたのでしょう。

伝統と気持ち

しかし今は医療が進んでいます。神様に病気治療を頼む人は、ほとんどいません。医療が進んだおかげで、左手に直接心臓に繋がる静脈がないのもハッキリしています。となると、薬指に結婚指輪をはめる理由はありません。にも関わらず結婚指輪を左手の薬指につけるのは、伝統と気持ちによるものでしょう。
数千年も築いた伝統を今すぐ変えるのは、とても難しいことです。さらに、左手の薬指に結婚指輪をつけていることで「既婚者の証」を示すこともできるでしょう。

国によって違う結婚指輪の事情

なお国によっては、左手薬指以外に結婚指輪をつけている所もございます。ドイツ・オーストリア・デンマーク・インドでは、右手に結婚指輪をはめるそうです。右手に結婚指輪をはめることで、一生共にするという誓いを立てるためです。
ただ、右手に結婚指輪をはめる国でも、最近は左手の薬指に結婚指輪を身につける人が増えてきているそうです。時代が進めば、結婚指輪にまつわる状況は変わるかもしれません。